Old Logs
● 夢の記録 『獏と共に』
  当初は連載コンテンツ風にしようとしていたが、定期的に “夢を記録すること” などの難しさに1回更新しただけで頓挫。 もし今後、面白い夢を見た際や夢メモがたまってきたときなどは引き続き更新したり “夢ネタ用のサイトやブログ” を開設したりすることを計画している。
#1 2007.2.21
日、妙な夢を見た。 夢はこれまでに何度も見たことがあるけど、その夢は目が覚めた後もずっと印象に残っている、かなり独特なものだった。 この夢がどんなことを表していたのかが気になり、その夢が強く印象にあるうちに書き記しておくことにした。

                    *

  まずは世界観。 これは以前 Xbox で発売された 『HALO』 のような感じで、どことなく “洋ゲー” 的な雰囲気があり、自分は巨大な虫のような謎の生命体……まさに <エイリアン> のような敵と戦う者だった。 そして僕の姿は、鎧兜や甲冑というよりかは SF などで出てくる “なんとかスーツ” 的なもので全身を覆っていた。 色は銀色で、その外見は 『ロボコップ』 のようでもあり、色は違うけど 『メトロイド』 のサムス・アランのようでもある。 僕は軍隊や部隊のようなところには所属しておらず、かと言ってクランのようなものにも入っていなかった。 自分以外に味方と呼べるものはほとんどおらず、いるとすれば一人……父親的存在の男性ただ一人だけ。

  夢の舞台となった場所は、何十階もの高さがある高層ビル。 そこでは何かを研究しているのか、科学者のような人間がたくさんいる。 僕らはこのビルに出現する、その生命体を倒す役割を担っていたらしい。 夢はその生命体が大勢の科学者がいる場所に出没し、いままさに戦闘が開始されるという場面から始まる。
  僕はその敵に対し、怯まずに攻撃していた。 そのうち数匹の敵に取り囲まれ、フロアの袋小路に追い詰められるなど非常に危険な状況に追い込まれる。 そうした状況であったが故に、窓の外やフロアの様子を確認する余裕はなかった。 しかしこの場所は地上からかなり高い場所らしく、フロアはそれなりに広かったのは確か。 そしてそこはこの戦闘により、めちゃくちゃに荒れていたのも間違いない。 追い詰められた自分に敵が攻撃をしてきて、僕は身体に傷を負ってしまう。 こんな状況では相手を倒すことなどできず、自分は再度 (または何度目か) の攻撃を食らい意識がなくなった (死亡した?)。
  しかしそこで夢は終わらず、僕は何らかの治療 (手術?) を受けて再び動けるようになっていた。 目を覚ます (生き返る?) と自分が敵にやられてから、そんなに時間は経っていなかったことが解る。 ここの高層ビルは研究所的な場所ではあるが、病院のような場所でもあるらしい。 自分を救ってくれたのが誰なのか、自分を手当てしてくれたのが誰なのかは解らない。 だが僕が寝かされていた場所には、あの <父> がいた。 目が合うなり彼は、僕をものすごい勢いで叱りつけた。 「おまえはわがままだ」 と。 その後 <父> はどこかへ去り、この夢に再び現れることはなかった。
  このフロアにいた科学者たちは、そのほとんどが無事だったらしい。 いったい何がどうなったのか解らないが、僕はとりあえず 「みんなが無事でよかった」 と一安心。

  それから場面は、あの敵が再び出現したところに変わる。
  発見した場所は階段の入口前。 まるで僕を誘き寄せるかように挑発し、階段を下りていった (敵は羽があったので下に飛んでいった、と言ったほうがいいかもしれない)。 僕はそれが罠であるような気もしたが、このまま野放しにしておくわけにはいかない。 少し悩んだ末、階段を下りはじめる。 自分がいたフロアはかなり高い場所だったので、階段は下に向かって延々と続いている。 その階段は病院などの非常階段といった感じで、建物の外ではなく中にある。 窓や換気をするようなものは一切なく、1/2 降りて U ターンし更に1/2 降りると下の階のドアがあるといった造りになっていた。 とは言っても非常階段のように狭く小さなわけではなく、双方の通路や踊り場はそれなりに大きく広かった。
  敵は飛べるものの身体が小柄な人間ほど大きかったため、あまり移動速度は速くない。 数階分追跡し、相手が見えたと同時に、斜めに跳び相手の前に着地する。 行く手を遮られ敵は一瞬戸惑ったようだが、すぐに攻撃態勢の構えをとった。 僕はその目を見て、自分が倒されたあの時を思い出した。 次の瞬間、敵は真っ二つになって階段の途中とすぐ上の踊り場へと落ちる。 その際、何かが潰れたような気持ちの悪い音が階段に響いた。
  その直後、階下のほうから物音がした。 どうやらもう一匹の敵がいたらしい。 仲間が倒されて危機を感じたのか、その敵は必死で下に向かって移動し始める。 だがその敵は先ほどの敵よりも動きが遅く、追いつくのは難しくなかった。 甲高く長い断末魔とともに緑色の血液が壁に飛び散り、敵は床に倒れた。 血が床に広がっていく。 敵の気配はなくなり、僕は 「これで終わった」 と感じた。
  ふと近くの出口を開いてみると、いま自分のいる場所がほぼ地上に近い階だと知った。 いま思えば、あの自分がいたフロアはどうなっているのか。 もしかしたらこれは時間稼ぎで、自分を下に来させるための作戦だったのではないか。 そう考えた瞬間に安堵感は消え去り、いやな予感が襲ってきた。 いまから階段で上がるのでは間に合わないと思い、ビルのエレベーターを使い戻ることにする。 階数は 21階。 上に向かって移動している間は、胸が締め付けられるような強い不安を感じた。 そしてエレベーターは到着し、ドアが静かに開く。

  21階は一面、火の海と化していた。
  荒れ果てたフロアを見回してみるが、避難したのか炎に巻き込まれ焼失してしまったのか、誰の姿も確認することはできない。 僕は扉が開いたままのエレベーターに戻り、炎に包まれたフロアを見つめた。

                    *

  ここで僕は目を覚ましました。
  まるで自分が SF 映画か何かの主人公になったようで、目覚めた時には起きたばかりにも関わらず猛烈に疲れていたのを覚えています。 ちなみにこの夢は、いかにも “GAME OVER” といった感じの終わり方ですが不思議と不快な気持ちにはならなかったことを付け加えておきます。

  起きた後もはっきりと印象に残っているこの夢は、いったい僕に何を教えようとしているのだろうか。
※ この記事は旧サイト 『一陽來復』 へ掲載した文章を転載したものです。
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